【条文順通関士講座】今日の3問【2025年10月18日】

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今回の内容

第1問 2023年度通関業法 第10問
第2問 2023年度関税法等 第28問
第3問 2023年度通関実務 第6問

第1問 2023年度通関業法 第10問

次の記述は、通関業法に規定する罰則に関するものであるが、その記述の正しいものはどれか。すべてを選び、その番号をマークしなさい。

1 通関業法第3条第2項の規定により通関業の許可に付された条件に違反して、当該条件により限定された種類以外の貨物につき、通関業を営んだ者は、同法の規定に基づき拘禁刑又は罰金に処せられることがある。

2 通関業法第33条の規定に違反して自らの通関士の名義を他人に通関業務のため使用させた者は、同法の規定に基づき罰金に処せられることがある。

3 通関業法第40条第2項の規定に違反して通関士という名称を使用した通関士でない者は、同法の規定に基づき罰せられることはない。

4 通関業者である法人の従業者が、その法人の業務に関し、通関業法第38条第1項の規定に基づく税関職員による質問に偽りの答弁をしたときは、同法の規定に基づき、当該従業者が罰せられることがあるほか、その法人に対しても罰金刑が科せられることがある。

5 通関業者である法人の役員が、その法人の業務に関し、正当な理由がなくて、その通関業務に関して知り得た秘密を他に漏らしたときは、当該役員が罰せられることがあるほか、その法人に対しても罰金刑が科せられることがある。

第2問 2023年度関税法等 第28問

次の記述は、関税法第10章に規定する罰則に関するものであるが、その記述の誤っているものはどれか。一つを選び、その番号をマークしなさい。なお、誤っている記述がない場合には、「0」をマークしなさい。

1 関税法第67条(輸出又は輸入の許可)の輸入申告に際し、偽った書類を提出して貨物を輸入しようとした者は、その行為が税関職員に発見された場合であっても、その発見が当該貨物の輸入の許可前であるときは、関税法の規定に基づき罰せられることはない。

2 不正の行為により関税を免れようとする輸入者から通関業務の依頼を受けた通関業者が、当該輸入者から入手した仕入書が偽ったものであると知りながら、税関への輸入申告に際し、その偽った仕入書を提出して貨物を輸入することとなった場合は、当該通関業者も関税法の規定に基づき罰せられることがある。

3 関税法第110条第1項(関税を免れる等の罪)の犯罪に係る貨物について、情を知って当該貨物を有償で取得した者は、関税法の規定に基づき罰せられることがある。

4 関税法第105条第1項(税関職員の権限)の規定による税関職員の質問に対して偽りの陳述をした者は、1年以下の拘禁刑又は50万円以下の罰金に処せられることがある。

5 保税蔵置場において貨物を管理する者であって、その管理する外国貨物について関税法第34条の2(記帳義務)の規定に基づき設けなければならない帳簿について、当該帳簿の記載を偽ったものは、1年以下の拘禁刑又は30万円以下の罰金に処せられることがある。

第3問 2023年度通関実務 第6問

日本国とⅩ国とを締約国とする二国間の経済連携協定に、下表1の原産地規則が定められている場合において、下表2のAからEまでの原材料を使用して製品YがX国において生産されたものとする。製品YのFOB価格が4,000円であるとした場合に、次の1から5までのうち、製品Yが当該協定に基づくX国の原産品とされるものはどれか。X国の原産品とされるものすべてを選び、その番号をマークしなさい。なお、原材料A、B、C、D、E以外の原材料は、製品Yの生産に使用されないものとする。

1 X国の原産材料である原材料EとX国の原産材料でない原材料A、B、C、Dを使用して生産された製品Y

2 X国の原産材料である原材料B、CとX国の原産材料であるかないかが不明な原材料A、D、Eを使用して生産された製品Y

3 X国の原産材料である原材料AとX国の原産材料でない原材料B、C、D、Eを使用して生産された製品Y

4 X国の原産材料である原材料A、DとX国の原産材料でない原材料BとX国の原産材料であるかないかが不明な原材料C、Eを使用して生産された製品Y

5 X国の原産材料である原材料BとX国の原産材料でない原材料C、DとX国の原産材料であるかないかが不明な原材料A、Eを使用して生産された製品Y

下表1

(原産地規則)
≪原産品の要件≫
原産材料割合が50%以上のものは、当該締約国の原産品とする。
原産材料割合の算定については、次の数式を適用する。

原産材料割合(%)=((FOB価格―VNM)/FOB価格)×100

この場合において、「VNM」とは、産品の生産において使用された非原産材料の価格を合計した価額をいう。
なお、非原産材料とは、原産材料とはされない原材料(原産材料であるかないかが不明な原材料を含む。)をいう。

下表2

原材料原材料の価格(円)
300
200
700
600
1,000
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